うるるBPO、伴走型CS支援「CSer BPO」開始。SaaS事業のLTV最大化へ
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うるるBPO、伴走型CS支援「CSer BPO」開始。SaaS事業のLTV最大化へ

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株式会社うるるBPOは、SaaS事業者向けのカスタマーサクセス(CS)支援サービス「CSer BPO(シーサービーピーオー)」の提供を11月4日より開始しました。自社でのSaaS事業運営で培ったノウハウを活かし、顧客の解約率低下やLTV(顧客生涯価値)の最大化までを一気通貫で支援する伴走型のサービスです。

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ポイント

  • 1
    自社SaaS事業の成功で培った、再現性の高いCSノウハウを外部提供
  • 2
    BPO事業の実績を活かし、案件ごとに最適な人材をアサインする体制構築力
  • 3
    大分・福岡のCS専門センターを拠点に、高品質な支援体制を運用

自社SaaSの成功体験をサービス化

株式会社うるるの100%子会社である、うるるBPOがSaaS事業者向けの新たなカスタマーサクセス支援サービス「CSer BPO」の提供を開始しました。このサービスは、単なるオペレーション代行に留まらず、事業成長に不可欠なLTVの最大化までを視野に入れた伴走型の支援を特徴としています。

SaaSビジネスの成長において、顧客の成功体験を能動的に支援するCSの役割はますます重要になっています。しかし、多くの事業者ではCS人材の確保や育成が追いつかず、「リソース不足」や「ノウハウの属人化」が大きな課題でした。こうした背景から、外部の力を借りつつも、自社の顧客体験を向上させたいというニーズに応える形で、今回のサービス提供に至ったとのことです。

成功を支える3つの強み

「CSer BPO」が成果創出を実現できる理由として、同社は3つの強みを挙げています。一つ目は、うるるグループが自ら手掛ける入札情報サービス「NJSS」などで低い解約率を維持してきた実績です。この実践的で再現性の高いCSノウハウがサービスの基盤となっています。

二つ目は、長年のBPO事業で培ったディレクション能力と、クラウドソーシングなどを活用した柔軟な人材アサイン力です。これにより、業界や業種ごとに異なるスキルが求められるCS業務に対しても、最適なチームを構築できるとしています。

そして三つ目が、CS支援に特化した自社センターの存在です。2023年から大分と福岡に設立された専門拠点を中心に、経験豊富なスーパーバイザーが安定した運用と成果創出を両立させる体制を構築しています。

地方人材の活用も視野に

うるるBPOは、「CSer BPO」を通じてSaaS事業者の成長を後押しすると同時に、今後は地方人材やシニア層の活用も促進していく方針です。これにより、グループ全体で掲げるビジョン「労働力不足を解決し 人と企業を豊かに」の実現を目指すとしています。

引用元:PR TIMES

O!Productニュース編集部

O!Productニュース編集部からのコメント

SaaSビジネスの主戦場が新規獲得から既存顧客のLTV向上へと移る中、CSの重要性は高まる一方です。自社SaaSの成功体験を武器にBPO企業が乗り出すという点が面白いですね。ノウハウの「型化」が成功の鍵を握りそうです。

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カスタマーサクセス代行会社のプロダクト

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