
日本骨髄バンク、約140名のコーディネーター業務を「moconavi」でデジタル化
公開日:
公益財団法人日本骨髄バンクは、全国約140名のコーディネーター業務で、モバイルセキュリティプラットフォーム「moconavi」を活用したデジタル化に成功しました。これまでFAXと紙に依存していた情報共有を刷新し、セキュリティ強化と業務効率化を同時に実現しています。外出先が多い医療コーディネート業務のデジタルシフトの参考となる事例です。
ポイント
- 1FAXと紙の帳票に依存していた情報共有を、PDFの安全な閲覧に置き換え
- 2紙の使用量を約3分の1に削減し、照合作業の負担を軽減
- 3端末にデータを残さない仕組みで、紛失時の情報漏洩リスクを低減
背景:FAX依存と紙媒体の課題
日本骨髄バンクは、造血幹細胞移植のドナーと患者を結ぶ橋渡し役として、全国に約140名のコーディネーターを配置しています。コーディネーターは病院など外出先での活動が多く、これまでドナーの個人情報はFAXと紙の帳票でやり取りされていました。大量の書類管理や返却・照合作業が負担となっていた上、紙媒体の持ち出しによる紛失リスクが常に課題でした。また、固定電話離れによるFAX運用の困難化もあり、業務のデジタル化が急務となっていました。
「FAX-moconavi化プロジェクト」の実施
同バンクは、既に導入済みだった「moconavi」を活用し、「FAX-moconavi化プロジェクト」を実施しました。現場の負担を最小限にするため運用フローを再設計し、基幹システムから出力されるPDFを「moconavi」上で安全に閲覧できる形に移行しました。これにより、FAXによる送受信から脱却する仕組みを整えました。
導入効果:業務効率とセキュリティの向上
導入後、コーディネーターが扱う紙の量は従来の約3分の1に減少しました。事務局での返却・照合作業の負担も大きく軽減されています。さらに、外出先からスマートフォンやタブレットで情報をリアルタイムに確認できるようになり、即時対応が求められる業務のスピードが向上しました。端末に情報を保持しない「moconavi」の仕組みにより、紛失時の情報漏洩リスクが大幅に減り、個人情報を扱う心理的負担も軽減されています。
今後の展望:さらなるデジタル化へ
日本骨髄バンク 総務部 システムチームの竹村肇氏は、当面の目標として「完全なペーパーレス化」を掲げています。将来的には、ファイル編集機能の活用や、「moconavi」内で業務マニュアルを共有する「社内Wiki」のような環境を整備したい考えです。コーディネーターが現場で即座に必要な情報にアクセスできる仕組みを目指しています。
Q&A
Q. 「moconavi」とは何ですか?
A. スマートフォンやタブレットから、端末にデータを残さずに社内システムなどへ安全にアクセスできるリモートアクセスサービスです。
Q. 導入でどのような効果がありましたか?
A. 紙の使用量が約3分の1に減り、外出先での情報確認がリアルタイムでできるようになりました。情報漏洩のリスクも軽減されています。
Q. この取り組みはどのような組織に参考になりますか?
A. 外出先での業務が多く、紙やFAXで個人情報を扱っている医療・福祉機関や、営業担当者が多い企業などに参考になる事例です。
関連リンク

O!Productニュース編集部からのコメント
外出先の多いコーディネーター業務で、紙とFAXから脱却できたのは大きいですね。個人情報を扱う団体のデジタル化のハードルが、具体的に下がる好事例です。
引用元:PR TIMES
この記事の著者
O!Productニュース編集部
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