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役員会DXを本格支援、ガバナンスクラウドの新機能「Governance Cloud AI」がリリース予定
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役員会DXを本格支援、ガバナンスクラウドの新機能「Governance Cloud AI」がリリース予定

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役員会の議案準備や議事録作成といった業務が、AIによって大きく変わるかもしれません。ガバナンスクラウド株式会社が、役員会DXクラウド「Governance Cloud」に生成AIを活用した新機能「Governance Cloud AI」を追加し、2025年8月4日から提供を開始すると発表しました。

この新機能は、Microsoft社の「Azure OpenAI Service」を基盤としており、機密性の高い役員会の情報を安全な環境で活用できるのが特徴です。議案の要約からリスクの指摘まで、AIが経営の中枢を多角的にサポートします。

ポイント

  • 1
    議案要約や議事録の自動作成で、役員会運営の業務を大幅に効率化
  • 2
    独自データベースを基に、議案のリスクや検討事項をAIが提示
  • 3
    Azure OpenAI Serviceを利用し、安心なセキュリティを確保

経営判断の質とスピードをAIが両立

ガバナンスクラウド株式会社が発表した「Governance Cloud AI」は、役員会に特化したAIアシスタント機能です。これまで機密性の高さからAI活用が難しかった役員会業務において、運営の効率化と審議の活性化を両立させることを目指します。

主な機能は「議案要約」「議案検証」「オート議事録」「提案機能」の4つ。膨大な資料の要点をAIがまとめたり、議事録を自動で生成したりすることで、事務局の負担を軽減します。役員は会議の本質的な議論に、より多くの時間を割けるようになります。

独自ナレッジで審議の質を向上

この機能の強みは、単なる業務効率化に留まらない点にあります。法令やガバナンス関連のルールを蓄積した独自のデータベースとAIを連携させることで、議案の記述不足や潜在的なリスクを指摘。さらには、多角的な視点から検討項目や質問案を提示し、より質の高い審議を促すとしています。

セキュリティ面では、Microsoft社のAzure OpenAI Serviceを採用。入力したデータがAIモデルの再学習に利用されることはなく、企業の機密情報を安全に扱える環境を整えました。

早期導入キャンペーンも実施

同社は、サービスの継続的な学習とアップデートにより、今後もAIの精度向上や機能追加を進める方針です。

なお、新機能の提供開始にあわせ、2025年8月末までの申し込みで利用料が40%割引になる早期導入キャンペーンも実施されます。利用には「Governance Cloud」本体の契約が前提となります。

引用元:PR TIMES

O!Productニュース編集部

O!Productニュース編集部からのコメント

単なる議事録作成の効率化だけでなく、AIがリスク指摘や質問案まで提示するというのは興味深いですね。経営の意思決定という最も人間的な領域に、AIがどう関わっていくのかなど今後の展開が気になります。

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