
従業員ギフトのマンネリ化を解消、プロとAIが選ぶ「AMPGIFT」β版登場
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株式会社マタビテクノロジーズは、企業の従業員向けギフト代行プラットフォーム「AMPGIFT(アンプギフト)」のβ版をリリースしたと発表しました。ギフト選びのプロとAIが協働することで、贈る側の手間を省きつつ、受け取る側の満足度を高める新しいギフト体験の提供を目指します。
ポイント
- 1プロとAIが個別選定し、記憶に残るギフト体験を創出
- 2ギフト制度の運用を一気通貫で自動化、人事・総務担当者の負担を軽減
- 3受け取られなかった場合は費用が発生せず、無駄のない料金体系
人的資本経営への関心が高まる中、従業員エンゲージメント向上の施策としてギフトを贈る企業が増えています。しかし、ギフトカードやカタログギフトといった画一的な贈り物は形骸化しやすく、感謝の気持ちが伝わりにくいという課題がありました。同社の調査では、デジタルギフト券を受け取った人の約4割が「何を買ったか覚えていない」と回答しており、記憶に残りづらい実態がうかがえます。
「AMPGIFT」は、こうした課題を解決するために開発されたプラットフォームです。利用企業が対象者や予算などを設定すると、ギフト選びのプロがAIと協働し、受け取る人の年代や職種、トレンドなどを踏まえて一人ひとりに最適なギフトコレクション(6商品)を提案。受け取る側はその中から好きなものを選べるため、ミスマッチを防ぎます。
この仕組みにより、実証実験ではギフトの受取率99%という高い満足度を達成しました。また、ギフトの選定から通知、発送までを一気通貫で自動化できるため、祝い漏れの防止や経費精算といった人事・総務担当者の運用負荷を大幅に削減できる点も特徴です。
料金体系は、相手がギフトを受け取らなかった場合には費用が発生しない成果報酬型を採用。導入費用や最低発注個数の設定もなく、部門単位や少人数からでも気軽に利用を開始できます。実証期間では、誕生日祝いや昇進・表彰、産休・送別など、様々なシーンで活用され、利用者からは「手軽に選べて嬉しい」「社内で話題になる」といった声が寄せられているとのことです。
引用元:PR TIMES

O!Productニュース編集部からのコメント
「ありがとう」の気持ちが形骸化しがちな福利厚生ですがプロとAIが介在することで「選ぶ手間」と「もらう嬉しさ」を両立させる視点は面白いですね。記憶に残る体験こそ、エンゲージメント向上の鍵かもしれません。












