
店舗のEC化と無人販売を実現、geevaが「QRギフト」をリリース
公開日:
geeva株式会社は、店舗の商品をQRコード経由で簡単に購入・贈答できる新サービス「QRギフト」の提供を開始しました。来店客はスマートフォンの操作だけで決済からギフト送付までを完結でき、店舗側は販売機会の拡大や業務効率化が期待できます。
ポイント
- 1店舗の商品をその場で読み取り、手軽にeギフトとして贈れる
- 2パネル設置により、閉店後や混雑時でも購入できる「無人販売」が可能に
- 3ギフトだけでなく、通常の買い物もスマホ決済で完結する「手ぶらショッピング」も実現
geeva株式会社が新たにリリースした「QRギフト」は、店舗での購買体験をデジタルで拡張するサービスです。店舗に設置された値札やポップに印字されたQRコードを来店客がスマートフォンで読み込むと、その場でオンライン決済し、商品をeギフトとしてSNSやメールで贈ることができます。
同社によると、日本のギフト市場は11兆円を超える規模ですが、そのうち約7割は来店客による店舗での購入が占めており、市場は成長傾向にあるといいます。一方で、インターネットギフト市場は飽和感が見られることから、同社は「実物を見て購入したい」という店舗利用客のニーズに着目。来店客に新たな購入体験を提供することで、ギフト市場のさらなる開拓を目指す考えです。
「QRギフト」の活用方法は多岐にわたります。送料込みの値札として郵送希望客の手続きを簡略化したり、飲食店のテーブルPOPから人気メニューをその場でギフトとして贈ってもらったりすることが可能です。また、店舗の前にQRコードを記載したパネルを設置すれば、閉店後でも顧客が商品を購入できる「無人販売」が実現し、販売機会の損失を防ぎます。
このサービスは、ギフト用途だけでなく通常の買い物にも応用できます。複数の商品のQRコードを連続で読み込んでカートに追加し、まとめて決済する「QRショッピング」機能を使えば、顧客は手ぶらで買い物を楽しむことも可能です。同社は、オリジナルのeギフトを低価格で導入できるプラットフォーム「GIFTOMIZE!MyBRAND」の契約店舗向けに本機能を提供し、今後は広告代理店や印刷会社などを通じて販売代理店も募集していく方針です。
引用元:PR TIMES

O!Productニュース編集部からのコメント
リアル店舗の接客体験とデジタルの手軽さを両立させる面白い試みですね。特に、閉店後も販売機会を逃さない点は、人手不足に悩む小規模店にとって大きな魅力となりそうです。












