
Cloudbase、VM上のWordPress脆弱性を検出可能に
公開日:
Cloudbase株式会社は、国産CNAPP「Cloudbase」の機能を拡張し、VM上で稼働するWordPressの脆弱性を検出できるようにしました。WordPress本体に加えて、プラグインやテーマの既知の脆弱性も追加設定なしで検出します。これにより、OSパッケージや言語パッケージとあわせて、Webサイトのセキュリティリスクを一元的に管理できます。
ポイント
- 1CloudbaseがVM上のWordPress本体・プラグイン・テーマの脆弱性を検出
- 2エージェントレス方式の既存VMスキャンに組み込み、追加設定は不要
- 3SSVCによる優先度判定で、脅威状況を踏まえた対応を支援
アップデートの内容
今回のアップデートでは、エージェントレス方式のVMスキャンで、VM上にインストールされているWordPressを検出します。WordPress本体(コア)、プラグイン、テーマの既知の脆弱性を確認できます。この機能は既存のVMスキャンの一環として動作するため、お客さまによる追加設定は不要です。新たなエージェントの導入や権限の追加を行うことなく、既存のCloudbase環境からWordPressの脆弱性を検出できます。
検出・確認できる情報
脆弱性一覧および脆弱性詳細画面では、対象となるWordPressのインストールパスに加え、現在利用しているバージョンや修正済みバージョンなどを確認できます。また、Cloudbaseが収集する悪用状況などの脅威情報をもとに、SSVC(Stakeholder-Specific Vulnerability Categorization)による優先度判定も自動的に行われます。これにより、脆弱性の有無だけでなく、実際の脅威状況などを踏まえながら対応の優先度を判断できます。さらに、ソフトウェアコンポーネント画面では、VM上に導入されているWordPress本体やプラグインなどの情報を検索できます。
開発の背景
WordPressは、Webサイトやオウンドメディア、各種Webサービスなど幅広い用途で利用されています。一方、WordPress本体だけでなく、さまざまなプラグインやテーマを組み合わせて利用するケースも多く、それぞれを適切なバージョンに維持し、既知の脆弱性を継続的に把握することが重要です。これまでCloudbaseのVM向け脆弱性スキャンでは、OSパッケージや言語パッケージなどの脆弱性を検出していました。しかし、WordPress本体やプラグイン、テーマはOSのパッケージ管理とは異なる仕組みで導入・更新されるケースが多く、従来の仕組みではこれらに存在する脆弱性を検出できませんでした。
期待される効果
今回のアップデートにより、これまでOSパッケージや言語パッケージを中心に行っていたVMの脆弱性管理を、WordPress本体・プラグイン・テーマまで拡張できます。WordPress環境では、本体だけでなく複数のプラグインやテーマが利用されるため、管理者がそれぞれのバージョンや脆弱性情報を個別に確認することは運用上の負担となります。Cloudbaseでは、既存のVMスキャンの仕組みをそのまま利用してWordPress関連のコンポーネントを検出することで、追加の運用負荷を抑えながら継続的な脆弱性管理を実現します。また、OSや言語パッケージ、WordPressといった異なるレイヤーで発生する脆弱性をCloudbase上に集約し、同じ画面から横断的に確認できます。
Cloudbase株式会社について
Cloudbase株式会社は、エンジニアとしてのバックグラウンドを持つ代表の岩佐晃也氏が2019年に創業したスタートアップ企業です。AWS・Microsoft Azure・Google Cloud・Oracle Cloudといったマルチクラウド環境におけるリスクを統合的に監視・管理できるセキュリティプラットフォーム「Cloudbase」を提供しています。クラウドのみならずオンプレミス環境も含め、企業のインフラ資産全体を横断的に可視化し、セキュリティリスクの継続的な管理を支援しています。また、生成AIへの情報漏えいを防ぎ、安全なAI活用を支えるAIガバナンスプラットフォーム「Cloudbase AI」も提供しています。
Q&A
Q. Cloudbaseとは何ですか?
A. マルチクラウド環境のリスクを統合的に監視・管理できる国産のセキュリティプラットフォームです。オンプレミス環境も含めて、企業のインフラ資産全体を横断的に可視化できます。
Q. 今回のアップデートで何ができるようになりますか?
A. VM上で稼働するWordPressの本体、プラグイン、テーマに存在する既知の脆弱性を、追加設定なしで検出できるようになります。
Q. 検出された脆弱性への対応優先度はどうやって判断すればいいですか?
A. Cloudbaseが収集する悪用状況などの脅威情報をもとに、SSVCという手法で優先度が自動的に判定されます。脆弱性の有無だけでなく、実際の脅威状況を踏まえて対応できます。
関連リンク

O!Productニュース編集部からのコメント
WordPressの脆弱性が追加設定なしでVMスキャンに乗ってくるのは助かりますね。プラグインやテーマまで一括で見えるので、運用負担が減りそうです。
引用元:PR TIMES
この記事の著者
O!Productニュース編集部
