カゴ落ち客にLINEで直接アプローチ。DGBTが新サービス「NaviPlusメッセージ」を提供開始
リリース

カゴ落ち客にLINEで直接アプローチ。DGBTが新サービス「NaviPlusメッセージ」を提供開始

公開日:

デジタルビジネスを総合的に支援するDGビジネステクノロジー(DGBT)は、ECサイトに特化した新たなLINEフォローメッセージサービス「NaviPlusメッセージ」を正式にリリースしました。このサービスは、ECサイトの会員情報とLINEアカウントを連携していないユーザーにも、カゴ落ち商品のリマインドや再入荷通知などを自動配信できる点が大きな特徴です。これまでアプローチが難しかった顧客層へのリーチを広げ、EC事業者の販売機会の拡大を支援します。

この記事をシェア

ポイント

  • 1
    独自技術でLINEアカウント「未連携」ユーザーへのメッセージ配信を実現
  • 2
    カゴ落ち、再入荷通知など売上に直結するシナリオを標準搭載
  • 3
    β版ではクリック率20.1%、購入完了率7.3%と高い成果を記録

DGビジネステクノロジーが提供を開始した「NaviPlusメッセージ」は、ECサイト訪問者の行動データに基づき、購入を後押しするメッセージを最適なタイミングでLINEに自動配信するソリューションです。最大の特長は、ECの会員情報とLINEアカウントを連携していない「友だち追加のみ」のユーザーにもアプローチできる独自の技術。これにより、従来はアプローチが難しかった顧客層との接点を生み出し、販売機会の損失を防ぎます。同社はこの技術について、特許出願の準備を進めているとのことです。

EC市場が成熟する中で、新規顧客獲得と並行して、既存顧客との関係を深めることの重要性が増しています。特に、高い開封率を誇るLINEは顧客とのコミュニケーションチャネルとして注目されていますが、これまでのLINE公式アカウントを通じた個別メッセージは、ID連携済みのユーザーに限られるという課題がありました。今回の新サービスは、この課題を解決し、より多くのユーザーに効果的なアプローチを行うことを可能にします。

「NaviPlusメッセージ」には、「カゴ落ち」や「ブラウザ放棄」のリマインド、「再入荷」「値下げ」「在庫僅少」の通知といった、ECの売上に貢献しやすいシナリオが標準で搭載されています。実際にβ版を導入した企業では、平均でクリック率20.1%、購入完了率7.3%という高い成果が確認されており、一般的なメール配信と比較して非常に効果的であることが示されました。

導入はECサイトに指定のタグを設置するだけで完了し、同社が提供するレコメンドサービス「NaviPlusレコメンド」と連携させることで、ユーザーごとに関連性の高い商品を提案することも可能です。料金は初期費用10万円、月額3万円からのシンプルなプランが用意されており、既存のCRMなど他ツールとの併用もできます。DGBTは今後、動的リッチメニュー機能の追加などアップデートを予定しており、EC事業者の顧客コミュニケーションの高度化をさらに推進していく方針です。

引用元:PR TIMES

O!Productニュース編集部

O!Productニュース編集部からのコメント

LINEのID連携はユーザーにとって意外とハードルが高いものです。会員登録まではせず「友だち追加」だけしているライトな層にまで個別にアプローチできるのは、EC担当者にとって強力な武器になりそうですね。

この記事をシェア

関連ニュース

LINEマーケティングツールのプロダクト

カゴ落ち対策サービス(カート)のプロダクト

この記事を読んだ人はこんなタグにも興味があります

この記事をシェア