
キーエンス出身CEO発、BtoB営業の再現性を高める『アポトローブ』が本格始動
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株式会社S&Kエージェントは、ビジネスSNS「LinkedIn」を活用したBtoB向けリード獲得サービス『アポトローブ』の本格提供を開始したと発表しました。営業人材の減少や顧客獲得コストの高騰といった課題が深刻化する中、キーエンス出身の代表が培った営業ノウハウを体系化し、属人化しがちな営業活動の「再現性」と「効率化」の両立を目指します。
ポイント
- 1決裁者比率の高いLinkedInを活用し、経営層に直接アプローチ
- 2キーエンス出身の代表が培ったコンサルティング営業ノウハウを体系化
- 3営業プロセスの属人化を防ぎ、「再現性」と「効率化」を両立
営業の「属人化」から「仕組み化」へ
S&Kエージェントは、半年以上のテスト期間を経て品質を向上させたBtoB向けリード獲得サービス『アポトローブ』の本格提供を開始しました。日本の営業職は過去20年間で100万人以上減少しており、多くの企業が営業リソース不足や、それに伴う顧客獲得単価(CPA)の高騰という課題に直面しています。
同社によると、従来のテレアポやメール、Web広告に頼る手法では、成果が営業担当者のスキルに依存しやすく、再現性のない属人的な体制になりがちでした。こうした状況を打破するため、『アポトローブ』は新たなアプローチを提案します。
狙うはLinkedIn上の「決裁者」
このサービスが着目したのは、国内ユーザー数550万人を抱えるビジネス特化型SNS「LinkedIn」です。ユーザーの70〜80%が決裁者層とされ、実名登録が基本であるため、企業の受付などを介さずに経営層やキーパーソンへ直接アプローチできるのが大きな特徴です。
『アポトローブ』では、単にダイレクトメッセージを送るだけでなく、アカウントのプロファイル設計から投稿施策、効果測定まで、営業プロセス全体を包括的に支援。これにより、従来の営業手法では難しかった、計画的で再現性の高いアポイント獲得を可能にするとしています。
キーエンス式のノウハウをサービスに凝縮
サービス開発を率いたのは、株式会社キーエンスで営業経験を積んだ代表取締役の片岡義仁氏です。同氏が現場で培ったコンサルティング営業のノウハウを体系化し、「営業は再現性を持つプロセスである」という思想をサービスに落とし込みました。
S&Kエージェントは今後、BtoB営業支援メディアへの事例発信やLinkedIn活用セミナーの開催などを通じて、サービスの普及を図る方針です。営業DX領域で、日本の企業の課題解決に貢献していく考えを示しています。
引用元:PR TIMES

O!Productニュース編集部からのコメント
「営業はセンス」という時代から「仕組みで勝つ」時代への変化を象徴するサービスですね。キーエンス流の合理的な営業手法が、LinkedInという現代的なツールとどう融合し、どんな成果を生むのか注目したいです。




