プレスリリースをインフルエンサーが拡散、新広報プラットフォーム「N-Lif」が登場
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プレスリリースをインフルエンサーが拡散、新広報プラットフォーム「N-Lif」が登場

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PR会社のアウル株式会社は、企業が配信したプレスリリースをインフルエンサーがX(旧Twitter)で拡散する、日本初となるプラットフォーム「N-Lif(エヌリフ)」のサービスを2025年11月11日より開始したと発表しました。メディア掲載後の情報鮮度の低下や、SNSでの反響が見えにくいといった広報担当者の課題解決を目指します。

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ポイント

  • 1
    企業のプレスリリースをインフルエンサーがXで自然に拡散
  • 2
    拡散後の効果を詳細に分析できるレポート機能を搭載
  • 3
    インフルエンサーの投稿を自社サイトで簡単に二次利用可能

広報の新たな一手、インフルエンサーが情報を届ける

アウル株式会社が新たに開始した「N-Lif」は、企業が発信するプレスリリースを、関心の近いインフルエンサーが自身の言葉でXを通じてシェアするプラットフォームです。企業は拡散してほしいリリースの予算上限を設定して公募するだけで、最短2日でインフルエンサーによる情報拡散が実現します。これにより、従来のメディア掲載だけでなく、SNS上での継続的な認知拡大と共感の創出を狙います。

拡散効果をデータで可視化

本サービスには、リリース配信後の成果をデータで可視化するレポート機能「N-Lif Performance Report」が搭載されています。インフルエンサーの投稿がどれくらいのエンゲージメントを生んだのか、費用対効果はどうだったのかなどを詳細に分析。インプレッションやエンゲージメントといった指標は過去平均と比較して5段階で評価され、時系列での効果検証も可能です。これにより、SNS時代の広報活動における新たなKPI設計を支援します。

口コミの二次利用もスムーズに

「N-Lif」のもう一つの特徴は、インフルエンサーによる投稿の二次利用が簡単な点です。通常、インフルエンサーの口コミを自社のブランドサイトなどに掲載するには個別の許諾が必要ですが、本サービスでは管理画面からコードをコピーするだけで、承諾済みの投稿を安全にサイトへ埋め込むことができます。これにより、第三者のポジティブな声を活用し、ブランドの信頼性向上やコンバージョン率の改善が期待できます。

シンプルな料金体系で導入しやすく

サービスの利用料金は、リリース1件登録あたり初期費用30,000円に加え、インフルエンサー1名あたり1,000円程度からの従量課金制となっています。例えば予算15万円の場合、約30名のインフルエンサーを起用でき、フォロワー合計約26万人へのリーチが見込めるとしています。投稿には必ず「PR表記」が付与されるため、ステルスマーケティングの心配なく安心して利用できる仕組みです。

引用元:PR TIMES

O!Productニュース編集部

O!Productニュース編集部からのコメント

プレスリリースとインフルエンサーマーケティングの融合は、広報のあり方を大きく変える可能性を秘めていますね。SNSでの「共感」をどう数値化し、事業成果に結びつけるか。今後の広報KPIの新たな基準になるかもしれません。

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