
広告効果3.6倍を実証、ライブ配信活用マーケティング『SCOP』が正式始動
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GLOEグループの配信技術研究所は、ライブ配信を活用した新しいマーケティングソリューション『SCOP(スコップ)』の正式版をローンチしたと発表しました。ストリーマー(配信者)の熱量をブランドの力に変える仕組みで、先行導入した企業では指名検索数が最大3.6倍に増加するなどの成果が出ています。
ポイント
- 1ストリーマーが自発的にPR、"熱量"で共感を広げる新しい仕組み
- 2広告効果をリアルタイムで可視化、透明性の高い運用が可能
- 3味の素やGMOペパボなど、大手企業での導入実績と成果
ストリーマーの「好き」が広告になる
『SCOP』は、ファンマーケティング、インフルエンサーマーケティング、広告の要素を融合させたソリューションです。最大の特徴は、厳しい選考を通過したプロのストリーマー「SCOPPER(スコッパー)」が、自ら共感した商品やサービスを選んでPR配信を行う点にあります。企業側が一方的に依頼する従来の手法とは異なり、配信者の能動的な発信が、視聴者の自然な共感とSNSなどでの拡散を生み出します。
成果をデータで可視化
ビジネス利用で重要となる効果測定にも対応しています。ライブ配信内の広告バナーやコメント欄のURLを通じて、クリック数などの成果をリアルタイムで追跡。広告主は管理画面で日々のパフォーマンスを簡単に確認できる仕組みです。成果に応じた報酬が自動で算出されるため、透明性の高い広告運用が可能となります。また、広告主が配信中のストリーマーに「スーパーいいね」を送れるなど、双方向のコミュニケーションを促すユニークな機能も搭載されています。
大手企業も導入、新たな顧客接点を創出
正式版のリリースに先立ち、味の素やGMOペパボといった企業がSCOPを導入しています。味の素の事例では、ストリーマーと視聴者の熱量あるコミュニケーションを通じて、新たな顧客接点の創出を実感。GMOペパボの事例では、配信をきっかけにブランド理解が深まり、指名検索数の増加などにつながったとのことです。
配信技術研究所は今後、所属するSCOPPERを2,000名規模へ拡大するとともに、レポート機能の強化などを進める方針です。同社は、熱量とデータの両軸でブランド価値を高め、ライブ配信広告のスタンダードを目指すとしています。
引用元:PR TIMES

O!Productニュース編集部からのコメント
インフルエンサーの"好き"を起点にする仕組みは、広告の"やらされ感"を払拭する一手になりそうですね。熱量という定性的な価値を、どう事業成果に結びつけていくのか、今後の展開に注目です。
















