
FanGrowthがAI戦略支援を開始、URL入力だけでマーケティング設計が完了
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エキサイト株式会社が、ウェビナー支援ツール「FanGrowth」の新機能として「FanGrowth AI Research」を2025年8月1日に提供開始しました。この機能は、これまで専門的なスキルと多くの時間を要したマーケティングの戦略設計を、AIが自動でサポートするものです。
新機能の最大の特徴は、自社や競合のサービスサイトURLを入力するだけで、事業内容の分析からターゲットとなるペルソナ、さらには顧客との接点を描くカスタマージャーニーまで、戦略の土台となるドキュメントを短時間で作成できる点です。
これは同社が掲げる「FanGrowth AIエージェント構想」の第一弾と位置付けられており、今後もウェビナー運営全体の効率化を目指す機能が順次リリースされる予定です。
ポイント
- 1サービスサイトのURL入力だけで、AIがマーケティング戦略を自動生成
- 2属人化しがちな上流設計を標準化し、企画までの時間を大幅に短縮
- 3今後の機能拡張も予定される「AIエージェント構想」の第一弾
URLだけで「誰に・何を・どう届けるか」を可視化
エキサイト株式会社が提供を開始した「FanGrowth AI Research」は、マーケティングリサーチ業務をAIで支援する新機能です。サービスサイトなどのURLをチャットに入力すると、AIが自動で企業分析、ペルソナ作成、カスタマージャーニー作成といった戦略ドキュメントを生成します。
これまで高度なスキルを持つ人材に依存しがちだった戦略の上流工程を自動化することで、新任の担当者や小規模なチームでも、質の高い戦略立案を再現性高く行えるようになります。
企画立案のリードタイムを数週間から数時間へ
この機能の開発背景には、マーケティング活動におけるリサーチや戦略設計の属人化と時間的コストという課題がありました。従来、数日から数週間かかっていた一連の作業が、新機能によって数十分から数時間単位へと大幅に短縮されることが期待されています。
これにより、マーケターは単純作業から解放され、より創造的な業務や戦略的な意思決定に時間を割くことが可能になります。作成されたドキュメントは、そのまま社内の合意形成や具体的な企画作成に移行できるため、業務プロセス全体の効率化に繋がります。
ウェビナー運営のPDCA全体をAIで支援する構想
今回の「FanGrowth AI Research」は、ウェビナーの企画から集客、配信、改善までの一連のサイクルをAIで支援する「FanGrowth AIエージェント構想」の最初のステップです。
今後は、FanGrowthが持つウェビナーデータや参加者の行動データと連携し、共催企業のレコメンドや実績に基づいた改善提案など、複数のAIエージェントをリリースしていく計画です。これにより、ウェビナー運用の知的作業を継続的に自動化し、売上に直結する戦略的なマーケティング活動の実現を目指します。
引用元:PR TIMES

O!Productニュース編集部からのコメント
ウェビナーの準備は非常に時間もかかるので、戦略や企画をAIで考えることも多いかと思いますが、自社のURLを入力するだけで一括でまとめてくれるのは非常に助かりますね。