
アクル、卸サイト「スーパーデリバリー」に不正対策システムを提供開始
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株式会社アクルは、株式会社ラクーンコマースが運営する卸・仕入れサイト「スーパーデリバリー」に、不正検知システム「ASUKA」と本人認証システム「ASUKA-3DS」の提供を開始しました。クレジットカードの不正利用被害が増加する中、ECサイトはセキュリティ強化とユーザー利便性の両立が課題です。今回の導入は、BtoB取引の現場でも安全でスムーズな決済環境の整備が進んでいることを示しています。
ポイント
- 1リスクの高い取引のみに本人認証を求める「ASUKA-3DS」を採用
- 2ユーザーの購入離脱を防ぐ「モーダル型UI」によるスムーズな認証体験
- 3経産省ガイドラインで必須化された「3DS」対応を、ユーザー体験を損なわず実現
導入の背景と目的
クレジットカードの不正利用は社会課題化しており、2025年の国内被害額は約475億円に達しています。こうした状況を受け、経済産業省の「クレジットカード・セキュリティガイドライン」では、本人認証技術「EMV 3-D セキュア(3DS)」の導入が必須となりました。
しかし、3DSの導入はユーザーに追加操作を求めるため、利便性の低下や購入プロセスからの離脱が懸念されていました。スーパーデリバリーを運営するラクーンコマースは、高いセキュリティを実現しつつ、事業者ユーザーがスムーズに買い物を完了できる体験を重視しました。その解決策として、アクルの「ASUKA-3DS」の導入を決めました。
「ASUKA-3DS」の特徴
「ASUKA-3DS」は、すべての取引ではなく、リスクが高いと判断された取引のみに本人認証を適用する柔軟な設計が特徴です。これにより、不必要な認証操作を減らし、ユーザー体験への影響を最小限に抑えます。
認証が必要な場合には、画面内に小さなウィンドウ(モーダル)を表示する「モーダル型UI」を採用しています。ユーザーは別ページに遷移することなく、その場で簡単に認証手続きを完了できます。アクルは、この設計がユーザー離脱リスクを低減しながら3DSを導入できる点を評価され、今回の提供に至りました。
提供されるソリューションの全体像
今回提供を開始するのは、本人認証システム「ASUKA-3DS」に加え、総合的な不正検知システム「ASUKA」です。「ASUKA」は、クレジットマスター対策や不正配送先住所との照合、不正ログイン対策など、多層的なセキュリティ機能を備えています。
アクルによれば、「ASUKA」は物販ECをはじめ、旅行やサービス商材など、累計45,000サイト以上のカード加盟店に導入されている実績があります。スーパーデリバリーは、アパレル・雑貨のメーカーと小売店などの事業者を結ぶBtoBプラットフォームです。事業者間の高額な取引において、信頼性の高い決済セキュリティが求められていました。
Q&A
Q. 「ASUKA-3DS」とは何ですか?
A. クレジットカード決済時に、不正リスクが高い取引だけに本人認証を求めるシステムです。すべての取引で認証を求めないため、ユーザーの手間を減らせます。
Q. 「モーダル型UI」にはどんなメリットがありますか?
A. 認証画面が別タブで開かず、購入画面内の小さなウィンドウで完結します。そのため、ユーザーが操作に迷ったり、ページを離脱したりするリスクを減らせます。
Q. この導入はどのようなサイトに影響しますか?
A. 直接の対象は卸サイト「スーパーデリバリー」ですが、経産省ガイドラインにより、他のECサイトでも同様の3DS対応が今後求められる流れです。
関連リンク
- https://www.j-credit.or.jp/information/statistics/download/toukei_03_f.pdf
- https://www.j-credit.or.jp/security/pdf/Creditcardsecurityguidelines_6.0_published.pdf
- https://www.superdelivery.com/
- https://akuru-inc.com/service/asuka/
- https://akuru-inc.com/download/pamphlet/
- https://www.raccoon.ne.jp/commerce/
- https://akuru-inc.com/

O!Productニュース編集部からのコメント
リスクの高い取引だけに認証をかける仕組みは、BtoBの多額決済現場に合っていそうですね。担当者の「また認証か…」というストレスを少し減らせるかもしれません。
引用元:PR TIMES
この記事の著者
O!Productニュース編集部
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