
かんでんエンジニアリング、調達DXで事務工数3割削減。「上流購買」への転換を加速
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株式会社Leaner Technologies(リーナー)は、株式会社かんでんエンジニアリングにおける調達DXプラットフォーム「リーナー見積」の導入事例を公開しました。電力インフラを支える同社は、従来の受動的な購買業務から脱却し、設計段階から関与する「上流購買」への転換を目指していました。しかし、サプライヤーとのメールや電話、手入力作業に時間を取られ、戦略的な活動にリソースを割けないことが課題でした。
ポイント
- 1調達事務の自動化により、購買部全体の事務工数を2〜3割削減
- 2創出した時間を活用し、バイヤーが設計段階から現場へ出向く「上流購買」を本格始動
- 3見積プロセスのデジタル化で情報の属人化解消とガバナンス強化を実現
アナログ作業の効率化が「上流購買」への道を開く
かんでんエンジニアリングは、電力・通信インフラの設計から施工までを一貫して担う総合エンジニアリング企業です。同社は、設計段階から購買部門が関与して最適な仕様やコストを提案する「上流購買」への転換を戦略として掲げていました。
しかし、数百社に及ぶサプライヤーとのメールや電話でのやり取り、見積結果の手入力といったアナログな事務作業が膨大でした。このため、バイヤーが戦略的な活動に時間を割くことが難しい状況が続いていました。
「リーナー見積」導入で事務工数を削減、現場への訪問活動を開始
この課題を解決するため、同社は調達DXプラットフォーム「リーナー見積」を導入しました。その結果、わずか半年で購買部全体の事務工数を2〜3割削減することに成功しました。サプライヤーとのやり取りや転記作業がプラットフォーム上で完結し、業務負荷が大幅に軽減されたのです。
削減によって創出された時間を活用し、バイヤーは各支店の設計・工事部門へ直接出向く「上流工程への参画」を本格的に始動させました。これにより、受注前の段階からメーカー提案や金額交渉を早期に行えるようになり、案件の全体像を把握しやすくなっています。
プロセスの可視化でガバナンスも強化
導入前は個人のメールに閉じていた見積の進捗やサプライヤーとのやり取りが、プラットフォーム上で可視化されるようになりました。ワークフロー機能を活用し、見積依頼から承認までを一気通貫でデジタル化しました。この仕組みにより、見積書の紛失リスクやプロセスの抜け漏れを防止し、情報の属人化解消とガバナンス強化を実現しています。
Q&A
Q. 「上流購買」とは何ですか?
A. 設計や計画の初期段階から購買部門が関与し、仕様やコストの最適化を提案する活動です。従来の「発注を受けてから動く」購買業務からの転換を指します。
Q. 「リーナー見積」で何が変わったのですか?
A. サプライヤーとのメールや電話でのやり取り、手入力作業がプラットフォーム上に集約され、事務工数が削減されました。その時間を戦略的な活動に充てられるようになりました。
Q. この取り組みはどのような企業に参考になりますか?
A. サプライヤー数が多く、購買事務に手間がかかっている企業や、購買部門をコスト削減だけでなく価値創造の部門に変えたいと考えている企業に参考になります。
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O!Productニュース編集部からのコメント
事務工数を削減した時間で、バイヤーが設計現場に直接出向けるようになったのが大きいですね。購買が単なる発注窓口から、コストと品質を設計段階で作り込むパートナーに変わる好例です。
引用元:PR TIMES
この記事の著者
O!Productニュース編集部


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