
「AIアポろうくん」がURLクリック計測機能を搭載、関心度の高い企業を特定し営業効率化
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多くの企業が取り組むフォーム営業が、新たな局面を迎えています。これまでは送信後の反応が分からず、「送りっぱなし」になりがちだったアプローチが、テクノロジーの力で大きく変わろうとしています。
株式会社KASHIKAが提供するAI営業ロボット「AIアポろうくん」に、送信メッセージ内のURLクリックを計測する機能が新たに追加されました。これにより、どの企業が自社のサービスや資料に興味を示したのかを具体的に把握できるようになり、営業活動の質を飛躍的に高めることが期待されます。
ポイント
- 1送信先企業のURLクリックを計測し、「関心の高さ」を可視化
- 2最新AI「GPT-5」搭載で、より人間らしい営業文章を自動生成
- 3広告出稿データと連携し、投資意欲の高い企業へ自動アプローチ
「誰が興味を持ったか」が分かる新機能
株式会社KASHIKAは、同社が開発・提供するAI営業ロボット「AIアポろうくん」に「URLクリックトラッキング機能」を実装したと発表しました。この機能により、フォーム営業で送ったメッセージ内のURLが、どの企業によってクリックされたかを正確に把握できます。
これまでブラックボックスだった送信後の見込み客の動向がデータとして可視化されるため、営業担当者は関心の高い企業に絞って、最適なタイミングで電話やメールといった次のアプローチを仕掛けることが可能になります。これにより、闇雲なフォローアップが減り、商談化率の向上が見込めます。
最新AI搭載でアプローチの質も向上
今回のアップデートでは、基幹AIが最新の「GPT-5」へアップグレードされました。企業のウェブサイト情報をAIが読み取り、事業内容や課題に寄り添った営業文章を自動で生成する精度が格段に向上したとのことです。より人間味のある「心に響く文章」でのアプローチは、開封率や反応率の改善に繋がるでしょう。
「AIアポろうくん」は、以前から広告出稿データとの連携を強みとしています。事業拡大に積極的な「熱量の高い企業」を自動でリストアップし、進化したAIが生成した質の高い文章を送付。さらにクリックした企業を特定することで、無駄撃ちのない効率的な営業活動が完成します。
「量より質」の営業へ
開発の背景には、従来のフォーム営業が抱える「とにかく数を送る」ことへの疲弊感や、効果測定が難しく改善が進まないといった課題がありました。同社は今回の機能追加を、単なる自動化ツールからの脱却であり、フォーム営業が「質で勝負する」ための重要な一歩だと位置づけています。
料金は月額5万円(税抜)からのプランなどが用意されており、多くの企業が戦略的な新規顧客開拓を実践しやすくなりそうです。
引用元:PR TIMES

O!Productニュース編集部からのコメント
営業現場では、関心度の見極めが商談化率の分かれ目になります。今回の機能追加は、まさにそこをデータで裏付ける武器と言えるでしょう。営業担当者がより創造的な仕事に集中できるようになる、まさにDXの好事例と言えるでしょう。