会議の音声を文字起こししてくれるツール教えて

リコー、AIチャット新サービス。有人連携で高精度対応
リリース
AI関連

リコー、AIチャット新サービス。有人連携で高精度対応

公開日:

リコージャパンが、AIと有人チャットを組み合わせた新しいチャットボットサービス「RICOH Chatbot Service 生成AIチャット Pro」の提供を開始しました。このサービスは、あらかじめ定義されたQ&A集、社内ドキュメント検索、そして有人チャットへのエスカレーションを組み合わせることで、問い合わせ対応の品質と効率を両立させることを目指しています。

社内の問い合わせから顧客対応まで、幅広いシーンでの活用が想定されており、企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を後押しするソリューションとして注目されます。

ポイント

  • 1
    回答精度を担保する三段構えの仕組み:まずQ&A集、次に社内文書、最後に有人チャットと、段階的に対応することで正確かつ柔軟な回答を実現します。
  • 2
    ChatGPTも活用可能:社内情報に加え、ChatGPTの知見を組み合わせることで、営業提案や資料作成といった業務の質を高めます。
  • 3
    多様な利用環境に対応:Microsoft TeamsやSharePointへの埋め込み、標準での多言語対応により、様々な部署や業務でスムーズに導入できます。

AIと人の連携で問い合わせ業務を効率化

リコージャパン株式会社が7月11日より提供を開始した「RICOH Chatbot Service 生成AIチャット Pro」は、問い合わせ対応の新たな形を提案するサービスです。最大の特徴は、質問に対して多段階で回答を生成する仕組みにあります。

まず、管理者が作成したQ&A集を参照し、そこに情報がない場合は利用者が登録した社内ドキュメントを検索。それでも解決しない場合にのみ、有人チャットへとスムーズに引き継がれます。これにより、AIの対応範囲を超えた複雑な問い合わせにも、人が介入してきめ細かく対応することが可能になります。

正確性が求められる業務にも安心して導入

特に、給与制度や法令に関する問い合わせなど、回答の正確さが厳しく求められる領域では、まずQ&A集から回答を返す仕組みが有効です。誤った情報を生成するリスクを抑えつつ、利用者に迅速かつ信頼性の高い情報を提供できます。

また、本サービスはChatGPTの活用も可能です。社内ドキュメントの検索結果とChatGPTの生成能力を組み合わせることで、営業部門での提案内容の検討や、情報システム部門での資料作成といったクリエイティブな業務も支援します。

幅広い業務シーンにフィットする柔軟性

利用環境の面でも柔軟性が高く、一般的なウェブサイトへの埋め込みに加え、多くの企業で利用されているMicrosoft TeamsやSharePoint上でも動作します。さらに、標準で多言語に対応しているため、海外拠点や外国籍の従業員からの問い合わせにもスムーズに対応できます。

リコージャパンは、コールセンターでの顧客対応から、総務・人事といったバックオフィス部門の社内対応まで、部署や業務を問わず幅広いシーンでの活用を見込んでいます。

引用元:PR TIMES

O!Productニュース編集部

O!Productニュース編集部からのコメント

AIと人の得意分野を組み合わせた、これからの業務効率化の一つの形かもしれません。

この記事をシェア

関連ニュース

チャットボットツールのプロダクト

この記事を読んだ人はこんなタグにも興味があります

この記事をシェア