
AI営業がCRMと直結、マツリカ「DealAgent」がHubSpotと連携開始
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株式会社マツリカは、同社が提供するマーケティング・営業AIエージェント「DealAgent(ディールエージェント)」と、CRMプラットフォーム「HubSpot(ハブスポット)」の機能連携を開始したと発表しました。
この連携により、Webサイト上でAIエージェントが獲得した見込み顧客のデータを、手作業を介さずにHubSpotへ自動で登録できます。マーケティング部門と営業部門のデータ分断を防ぎ、よりスムーズで一貫した顧客対応の実現を目指します。
ポイント
- 1WebサイトのAIが獲得した顧客情報をHubSpotへ自動連携
- 2HubSpotの既存情報を活用し、AIの顧客把握精度が向上
- 3マーケティングから営業まで、データの一元管理と効率化を実現
Web接客から営業管理までをシームレスに
今回の機能連携で最も大きな変化は、データの自動連携です。これまで多くの企業で課題となっていた、Webサイトで獲得した見込み客情報を手動でSFA/CRMに入力する手間が不要になります。DealAgentのAIチャットを通じて得られた新規の問い合わせデータは、リアルタイムでHubSpotのコンタクト情報として自動で作成されます。
将来的には、AIとの対話ログや顧客が示した関心事といった、より定性的な情報も連携する計画です。これにより、営業担当者は単なる連絡先だけでなく、顧客の具体的なニーズや温度感を把握した上でアプローチできるようになります。
双方向の連携で顧客理解を深める
連携は一方通行ではありません。HubSpotに蓄積されている既存の顧客情報をDealAgent側に連携することも可能です。例えば、メールアドレスをキーにして、HubSpotに登録済みの社名や部署、役職といった情報をDealAgentが自動で補完します。これにより、AIエージェントはより精度の高い顧客情報を基にした対応が可能になります。
株式会社マツリカは2025年4月に提供を開始した「DealAgent」を通じ、今後も企業の営業DXを加速させるとしています。今回の連携は、AIが人間の業務を代替し、営業組織全体の生産性向上と顧客体験の革新を後押しする一手となりそうです。
引用元:PR TIMES

O!Productニュース編集部からのコメント
SFA/CRMへの手入力は、営業担当者の隠れた負担でした。DealAgentとHubSpotの連携によって、その手間がゼロになるのは大きな進歩です。