
セキュリティ対策に「かかりつけ医」、NTT西日本が伴走支援を開始
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NTT西日本グループのNTTビジネスソリューションズは、企業のセキュリティ対策を継続的に支援する「伴走型セキュリティ対策支援サービス」を2025年10月10日より提供開始します。専門人材の不足に悩む企業に対し、「セキュリティのかかりつけ医」として環境診断から対策計画の立案、日々の相談まで一貫してサポートするサービスです。
ポイント
- 1診断から計画立案、相談まで一貫して支援する「かかりつけ医」方式
- 2経産省の新制度も見据えた独自の評価手法を採用
- 3専門家が継続的に寄り添い、企業のセキュリティ成熟度向上を後押し
NTT西日本グループが、新たなセキュリティ支援サービスを西日本エリアで開始します。この「伴走型セキュリティ対策支援サービス」は、一度きりの診断で終わるのではなく、医療における「かかりつけ医」のように、企業のセキュリティ対策に継続的に寄り添うことをコンセプトに掲げています。
背景には、巧妙化するサイバー攻撃に加え、国内で深刻化するセキュリティ人材の不足があります。多くの企業が「何から対策すべきか分からない」という課題を抱える中、2026年度には経済産業省による「サプライチェーン強化に向けたセキュリティ対策評価制度」の導入も予定されており、対策の重要性は増すばかりです。
サービスの大きな特徴は、多角的な評価に基づいた具体的な計画の提案です。経産省の新制度をベースにした問診による評価と、システム診断を組み合わせることで、企業のセキュリティレベルを多面的に可視化。その結果を専門家が分析し、目標達成に向けた「ケアプラン」として具体的な対策計画を立案します。
計画実行のサポートはもちろん、日々の業務で発生する「ちょっとした困りごと」にも専門家がメールなどで対応する「よろず相談」も提供されます。これにより、専門部署や担当者がいない企業でも、安心してセキュリティ対策を進めることが可能になります。
引用元:PR TIMES

O!Productニュース編集部からのコメント
専門家不足に悩む中小企業にとって、心強いサービスとなりそうです。特に、2026年度に始まる経産省の新制度への対応が求められる中、こうした「かかりつけ医」的な存在は、サプライチェーン全体のセキュリティ強化にも繋がる一手として期待されます。