
CTC、従業員のITストレスを可視化する「Nexthink」の提供を開始
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伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(CTC)は、従業員のデジタル体験(DEX)を可視化するプラットフォーム「Nexthink」の国内提供を開始しました。テレワークの普及でIT環境が複雑化する中、従業員が感じる「使いにくさ」をデータで見える化し、生産性向上とIT部門の負担軽減を両立するサービスです。IT担当者や人事部門にとって、職場環境の改善をデータに基づいて進められる新しい手段となりそうです。
ポイント
- 1PCやアプリの「使いにくさ」を可視化し、ITストレスの原因を特定
- 2問題の兆候をAIが分析、従業員自身による解決を支援
- 3CTCは導入から運用まで一貫支援、3年で26億円売上を目指す
従業員のIT体験を「見える化」するプラットフォーム
CTCは、スイスのNexthink S.A.とパートナー契約を結び、DEX管理プラットフォーム「Nexthink」の国内提供を始めます。このプラットフォームは、従業員が日々使用するPCやアプリケーション、ネットワークの状況をリアルタイムで分析します。システムの稼働状況だけでなく、操作時のレスポンス低下やエラーといった、従業員が実際に感じるストレスや不便さを数値化してダッシュボードに表示します。
AIによる分析と自動修復でIT部門の負荷を軽減
Nexthinkの特徴は、収集したデータをAIが分析し、問題の解決を支援する点にあります。アプリケーションの設定修正や再起動による自動修復を促すことで、従業員自身が問題を解決できるようサポートします。これにより、IT部門が個別の問い合わせを受ける前に問題に対処でき、サポートデスクの負荷軽減と、従業員の業務中断時間の短縮を同時に実現します。WindowsやMac、仮想デスクトップ、モバイルなど、幅広い環境に対応しています。
大手製造業で実証実験を実施、全社展開を見据える
CTCは、このサービスについて、構想策定から導入、運用・保守までを一貫して提供します。すでに国内の大手製造業を対象に、数百台規模のPCで実証実験(PoV)を実施済みです。今後は全社規模での問い合わせや障害対応の効率化を見据えています。また、CTCグループが提供するAI PC環境「Digital Workplace for AI」と組み合わせることで、端末の性能や設定を最適化するソリューションも提案します。同社は、業種を問わず大手企業を中心に展開し、関連ビジネスを含めて3年間で26億円の売上を目指すとしています。
Q&A
Q. Nexthinkとは何ですか?
A. 従業員がPCやアプリを使う際に感じる「使いにくさ」や「ストレス」をデータとして見える化するプラットフォームです。
Q. 具体的にどんなことが分かるようになりますか?
A. 例えば、特定のアプリケーションがどの部署で頻繁にフリーズしているか、起動に時間がかかっているかといった、業務の妨げになっている問題とその影響範囲を把握できます。
Q. このサービスはどのような企業や部門が導入を検討するのでしょうか?
A. 従業員からのIT問い合わせ対応に負担を感じているIT部門や、従業員の作業環境改善に関心を持つ人事部門などでの導入が想定されています。
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O!Productニュース編集部からのコメント
「システムは動いているのに、なぜか生産性が上がらない」という漠然とした課題を、具体的なデータに落とし込めるのが強みです。IT部門の「火消し」作業を減らし、より戦略的な業務にリソースを割けそうですね。
引用元:PR TIMES
この記事の著者
O!Productニュース編集部
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