
モクジツがSlack上で使えるAIバックオフィス「BackSimp Agent」発表、事前予約を開始
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フリーランスとのやり取りで発生する請求書作成や経費処理。こうしたバックオフィス業務を、Slack上でAIが代行してくれるサービスが登場します。
株式会社モクジツは2025年7月30日、フリーランス管理サービス「BackSimp(バックシンプ)」の新機能として、AIエージェント「BackSimp Agent」の事前予約受付を開始しました。Slack上で指示するだけで、採用や育成が不要なAI担当者が24時間365日、業務を遂行します。
この機能は既存プランの利用料金内で提供され、追加費用はかかりません。バックオフィス業務の属人化や対応遅延といった課題解決につながる一手として注目されます。
ポイント
- 1Slack上で「請求書を作成して」と指示するだけで業務が完結
- 2契約更新漏れなどをAIが検知し、最適なタイミングで自動通知
- 3既存プランの料金内で利用でき、追加費用は発生しない
Slackに常駐するAIバックオフィス担当者
株式会社モクジツが発表した「BackSimp Agent」は、まるで専属のバックオフィス担当者がSlackに常駐しているかのように業務を代行するAIエージェントです。フリーランスが「@BackSimpAgent 請求書を作成して」と依頼すれば、平均4秒で請求書のドラフト作成に着手します。
これまでサービスにログインして行っていた稼働登録や経費申請といった作業も、すべてSlack上でのやり取りで完結。24時間365日稼働するため、担当者の不在時や深夜でも業務が滞る心配がありません。
指示待ちではない、能動的な業務サポート
このAIエージェントは、単に指示を待つだけではありません。契約更新日が近づいていないか、フリーランスの稼働時間が超過していないかといった管理上の重要タスクをAIが自動で検知。担当者に最適なタイミングで通知や督促を行い、業務の抜け漏れを防ぎます。
通知を受けた管理者は、そのままSlack上で承認や却下の返信をするだけで処理が完了。ワークフローの遅延を防ぎ、スムーズな業務進行を支えます。
承認から支払い準備までシームレスに
経費や納品物の承認依頼もSlackに直接届き、管理者は内容を確認してその場で承認できます。これにより、承認待ちによる業務の停滞を解消します。
さらに、全銀フォーマットに準拠した一括振込データを自動で生成し、Slack上で共有することも可能です。経理担当者は共有されたデータを使ってすぐに振込手続きに移れるため、支払い業務全体のスピードアップが期待されます。
引用元:PR TIMES

O!Productニュース編集部からのコメント
Slackなどの日常ツールにAIが溶け込む流れが加速しそうですね。Slackで指示して業務が進んでいく点も魅力ですが、単なるチャットボットではなく、業務の抜け漏れを指摘してくれるというのもエージェント的で新しく感じます。