
全国47都道府県の市外局番がクラウドに。新サービス「AliveLine+Plus」提供開始
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コールセンターソリューションなどを手掛ける株式会社アライブネットは、全国47都道府県の市外局番をクラウド上で利用可能にするSIPトランクサービス「AliveLine+Plus」の提供を2025年11月より開始しました。現在利用中の電話番号をそのままクラウド環境へ移行できる番号ポータビリティにも対応しており、企業の電話基盤のクラウド化を力強く後押しします。
ポイント
- 1全国47都道府県の市外局番をクラウドPBXなどで利用可能に
- 2既存の電話番号をそのまま引き継げる「番号ポータビリティ」に対応
- 3クラウドCTI/PBXと高い連携性で、在宅コールセンター構築も容易に
会社の電話番号を、そのままクラウド環境へ
株式会社アライブネットが新たに提供を開始した「AliveLine+Plus」は、全国の市外局番をクラウドCTIやクラウドPBXで利用できるようにするSIPトランクサービスです。これまでオンプレミスの電話設備に紐づけられることが多かった市外局番をクラウド化できるため、企業の電話環境の柔軟性を大きく向上させます。
このサービスの背景には、2025年1月に開始された「双方向番号ポータビリティ制度」があります。この制度により、企業は自社の拠点がある地域の市外局番を、クラウドサービス上でも利用できる環境が整いました。今回の「AliveLine+Plus」は、この制度的変化に対応する形で開発されたものです。
番号変更不要で、スムーズなクラウド移行を実現
「AliveLine+Plus」の大きな特長の一つが、番号ポータビリティへの対応です。これにより、企業は長年使用してきた代表番号やカスタマーサポートの番号を変更することなく、電話システムをクラウドへ移行できます。顧客への番号変更の案内が不要になるため、移転やPBXのリプレイス時にもスムーズな移行が可能です。
また、全国47都道府県の市外局番(一部地域除く)を新規に取得することもできます。これにより、各地域に根ざした電話番号で営業拠点を展開するなど、企業の地域戦略に合わせた柔軟な番号運用が実現します。
在宅勤務や分散拠点での活用も
本サービスは、主要なクラウドCTIやクラウドPBXとの連携性が高く設計されています。そのため、着信ポップアップや通話録音といったコンタクトセンター向けの高度な機能と組み合わせることも容易です。在宅勤務やサテライトオフィスなど、場所を選ばない働き方を導入する企業の通信基盤としても活用が期待されます。
アライブネットは、クラウドPBX・CTIと通信回線をワンストップで提供できる体制を強みとしており、今後も企業のDXや働き方改革を支えるサービスを提供していく方針です。
引用元:PR TIMES

O!Productニュース編集部からのコメント
これまで電話番号がネックでクラウド化をためらっていた企業にとって、待望のサービスと言えそうです。特に地方拠点を持つ企業や在宅コールセンターの構築を検討する際に、有力な選択肢となるでしょう。







