
人材業界向けAI自動架電サービス「掘り起こしAIコール」に、新たに「電話転送機能」が追加
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人材業界の営業スタイルが、AIによってさらに進化しそうです。ユニロボット株式会社は、同社が提供する人材業界向けAI自動架電サービス「掘り起こしAIコール」に、新たに「電話転送機能」を追加したと発表しました。
この新機能は、AIとの対話で面談を希望した求職者を、そのまま企業の担当者へリアルタイムでつなぐものです。これにより、求職者の関心が高い瞬間を逃すことなく、スムーズな面談設定が期待されます。
ポイント
- 1AIとの会話後、興味を持った求職者を担当者へ直接転送
- 2求職者の熱意が高い瞬間を逃さず、面談率の向上に貢献
- 3営業時間に応じて転送のオン・オフを柔軟に設定可能
AIと人の連携で機会損失を防ぐ
ユニロボット株式会社が発表した今回の新機能は、AIによる業務効率化をさらに一歩進めるものです。「掘り起こしAIコール」は、これまでも休眠状態にある求職者リストへAIが自動で電話をかけ、転職意欲のヒアリングから面談の打診までを担ってきました。
新たに追加された「電話転送機能」により、AIとの会話で面談に前向きな姿勢を示した求職者を、その場で担当者の電話番号へ転送できるようになりました。これにより、求職者の熱意や関心が最も高まっているタイミングを捉え、直接担当者が対応できるため、機会損失を防ぎ面談率の向上が見込めます。
企業の受け入れ体制に合わせた柔軟な運用も特徴です。例えば、「平日の営業時間内は担当者に転送し、時間外はAIが一次受付を完了させる」といった設定が可能で、効率的な営業体制の構築をサポートします。
「掘り起こしAIコール」は、人と比較して10倍以上の架電効率を実現するとしており、折り返し電話にもAIが対応可能です。今回の機能追加は、AIによる自動化と、人によるきめ細やかな対応の「良いとこ取り」を実現するアップデートと言えるでしょう。なお、同社は新機能のリリースを記念し、先着10社限定で無料トライアルの申し込みを受け付けています。
引用元:PR TIMES

O!Productニュース編集部からのコメント
スピードが勝負を分ける人材獲得の現場では、候補者の熱意を逃さない仕組み作りが重要。電話転送機能は、AIが見つけた熱量の高い瞬間を逃さず、即座に人の対応に繋げるという質の向上に踏み込んだ点が画期的かと思われる。