
アイレット、「シャドーAI」をブラウザで直接制御するChrome Enterprise Premium導入支援を開始
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アイレット株式会社は、企業の許可なく利用される「シャドーIT」や「シャドーAI」を可視化・制御する「Chrome Enterprise Premium 導入支援サービス」の提供を開始しました。生成AIの利用が広がるなか、従業員の利便性を損なわずにセキュリティを強化したいという企業のニーズに応えるサービスです。
ポイント
- 1会社の管理外で使われる「シャドーAI」の利用状況を可視化・制御
- 2ネットワーク構成を変更せず、ブラウザ上で直接検査するため運用負荷が低い
- 3Google Cloud プレミアパートナーとしての豊富な実績と専門知識
アイレット株式会社が、Google Cloudの「Chrome Enterprise Premium」の導入を包括的に支援する新サービスの提供を開始しました。このサービスは、従業員が会社の許可なく利用するITツールやAIサービス、いわゆる「シャドーIT」「シャドーAI」対策に特化しているのが特徴です。
サービスの大きな利点は、通信経路を変えることなく、ユーザーが利用するブラウザ上で直接データを検査できる点にあります。これにより、従来のネットワーク監視で起こりがちだった証明書関連のトラブルや、複雑な構成変更を回避。情報システム部門の運用負荷を大幅に低減しながら、組織全体のセキュリティを強化することが可能になります。
具体的な機能としては、特定のURLへのアクセスを制限するフィルタリングや、機密情報の入力・アップロードをリアルタイムで遮断する情報漏洩防止(DLP)機能などを備えています。これにより、ポリシーに違反する行為を即座に検出し、情報漏洩のリスクを防ぎます。また、Googleのセーフブラウジング機能により、マルウェアやフィッシングといった脅威からもユーザーを保護します。
アイレットは、Google Cloudのプレミアパートナーとして長年の実績を持つほか、AIマネジメントシステムの国際規格「ISO/IEC 42001」認証も取得済みです。こうした高い専門性を背景に、企業のセキュリティ体制の構築と運用効率化を両立させるとしています。
引用元:PR TIMES

O!Productニュース編集部からのコメント
「シャドーAI」は多くの企業にとって頭の痛い問題です。ネットワークに手を加えず、ブラウザだけで対策できる手軽さは、特に専任のセキュリティ担当者が少ない企業にとって魅力的に映るでしょう。今後の導入事例にも注目したいですね。









