契約AIエージェント「CFA」に新機能、資料をアップロードするだけで申請内容を自動生成
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契約AIエージェント「CFA」に新機能、資料をアップロードするだけで申請内容を自動生成

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契約業務・管理クラウドサービス「Hubble(ハブル)」を提供する株式会社Hubbleは、契約に関する申請プロセスをAIが支援する「案件申請機能(申請支援AI)」をリリースしたと発表しました。

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事業部門が法務部門に契約書のレビューや相談を依頼する際、「どのフォームを使えばいいかわからない」「何を書けばいいか迷う」といった課題は少なくありません。結果として、法務部門が内容を確認するために追加のやり取りを重ねる必要があり、双方にとって負担となっていました。

今回発表された新機能は、こうした部門間のコミュニケーションコストを削減し、契約業務全体のスピードアップを目指すものです。

ポイント

  • 1
    契約書などの資料をアップするだけで、AIが申請内容を自動で整理・要約
  • 2
    事業部門と法務部門、双方の申請・確認にかかる手間を大幅に削減
  • 3
    契約案件と法律相談の窓口を一本化し、申請時の迷いを解消

株式会社Hubbleが2025年9月19日にリリースした「案件申請機能(申請支援AI)」は、同社が開発を進める契約AIエージェント「Contract Flow Agent(CFA)」の新機能です。この機能の最大の特徴は、AIが申請プロセスを強力にサポートしてくれる点にあります。

これまで事業部門の担当者は、手元にある契約書や関連資料の内容を、改めて申請フォームに手作業で転記する必要がありました。新機能では、これらの資料をアップロードするだけで、AIが内容を読み取って要約し、法務部門への説明文案まで自動で生成します。AIが不足している情報を指摘して追加入力を促すため、内容が不十分なまま申請されるといった事態も防ぎます。

これにより、事業部門は最小限の負担で適切な申請が可能になります。一方、法務部門は申請の背景や法的判断に必要な情報を効率的に受け取れるため、追加のヒアリングにかかる工数を削減でき、本来の審査業務に集中できるようになります。

今回の機能は、Hubbleが10週連続でAI関連機能をリリースするプロジェクトの第10弾として発表されました。同社は今後も、契約業務の進行や意思決定を支援するAIエージェントの開発を通じて、企業内の連携強化と業務効率化を後押ししていく方針です。

引用元:PR TIMES

O!Productニュース編集部

O!Productニュース編集部からのコメント

契約書レビュー支援のような「法務専用ツール」から、事業部門と法務部門の橋渡し役へと進化している点が特徴的です。AIがコミュニケーションコストを削減する切り口は、他のバックオフィス領域にも広がる可能性がありそうです。

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