HubSpot、200超の新機能で「人とAIのハイブリッドチーム」を実現へ
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HubSpot、200超の新機能で「人とAIのハイブリッドチーム」を実現へ

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CRMプラットフォームを提供するHubSpot Japan株式会社が、人とAIによる「ハイブリッドチーム」の構築を支援するため、200以上もの製品アップデートを発表しました。多くの企業がAI導入で試行錯誤する中、同社はデータ連携から業務支援、AIエージェントの編成までを一気通貫でサポートする機能群を打ち出します。

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今回のアップデートは、企業の成長を加速させるための具体的な3つのステップ「データの接続」「チームメンバーの支援」「AIチームの編成」に沿って開発されたものです。これにより、マーケティングや営業といった各部門の担当者が、より戦略的な業務に集中できる環境を目指すとしています。

ポイント

  • 1
    散在するデータをAIが整理・活用する新製品「Data Hub」が登場
  • 2
    見積もり自動作成など、営業・マーケの各業務にAI機能を全面展開
  • 3
    自律的に業務をこなすAIの同僚「Breeze Agents」を大幅拡充

HubSpot Japan株式会社が発表した今回のアップデートでは、AIを活用して日々の業務を効率化する新機能が数多く含まれています。特に注目されるのは、AIが営業活動を直接支援する機能です。例えば「Commerce Hub」に搭載されたAI機能は、顧客との会話内容を分析し、最適な製品構成や価格を盛り込んだ見積書を自動で作成。営業担当者の手間を大幅に削減します。

これらの高度なAI機能の土台となるのが、新たに登場した「Data Hub」です。社内の様々なシステムに散らばりがちな顧客データをAIが集約・整理し、活用可能な状態に整えます。これにより、精度の高い顧客分析やパーソナライズされたマーケティング施策が、より簡単に行えるようになります。

マーケティング分野でもAIの活用が進みます。「Marketing Hub」では、顧客の行動変化をリアルタイムで捉えてAIが自動でセグメントを最適化したり、キャンペーンの企画から制作までをAIが包括的に支援したりする機能が強化されました。これにより、従来は多くの人手と時間を要したパーソナライズ施策を、大規模に展開することが可能になります。

さらに、自律的に業務を遂行するAIエージェント群「Breeze Agents」も大幅に拡充されました。顧客からの問い合わせに回答したり、24時間体制で見込み客の購買サインを監視して商談化につなげたりと、まるでAIのチームメンバーのように働くエージェントが、企業の成長を後押しします。

引用元:PR TIMES

O!Productニュース編集部

O!Productニュース編集部からのコメント

「AIを使う」から、「AIと働く」方向に本格的に変化していくと感じさせられるアップデートです。特に「Data Hub」の登場は、これまで部門ごとに分断されがちだった顧客データを一元化する基盤となり、AI機能の精度や効果を最大化する上で大きな意味を持ちそうです。

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