Polyscape、AIとエンジニアの協業で開発期間を4割短縮する「AI駆動開発ソリューション」を提供開始
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Polyscape、AIとエンジニアの協業で開発期間を4割短縮する「AI駆動開発ソリューション」を提供開始

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株式会社Polyscapeは2025年8月20日、生成AIとプロのエンジニアが協業することで、ソフトウェア開発を高速化する「AI駆動開発ソリューション」の正式提供を開始したと発表しました。

このソリューションは、要件定義からリリースまでの全工程でAIを活用するのが特徴です。これにより、従来の開発手法と比較して平均で40%以上の期間短縮を実現できるとしています。システム開発で起こりがちだった仕様の認識齟齬や手戻りといった課題を解消し、特に中堅・中小企業にとって「手の届くシステム開発」を目指すとのことです。

ポイント

  • 1
    AIとプロの協業で、開発期間を平均40%以上短縮
  • 2
    ヒアリングから約1週間で「動くプロトタイプ」を提示し、仕様のズレを防止
  • 3
    導入企業では開発工数を7割削減したケースも

Polyscapeが提供を開始した「AI駆動開発ソリューション」は、AIエージェントとプロのエンジニアがペアで作業を進める新しい形の開発サービスです。最大の特長は、プロジェクトの初期段階から発注者が「実際に動くシステム」に触れられる点にあります。

従来、システム開発の初期段階では、専門用語の多い仕様書や静的なデザイン案で打ち合わせが進むため、完成間近になって「思っていたものと違う」という手戻りが発生しがちでした。これに対し本ソリューションでは、初回のヒアリングから約1週間で、主要画面が実際に操作できるプロトタイプを発注者に提供。発注側はURL上で自由にシステムを触りながら仕様を固めていけるため、認識のズレを根本から防ぐ仕組みです。

開発フェーズでは、まずAIが仕様に基づいてソースコードを自動生成します。その後、プロのエンジニアがそのコードに対して設計の見直しや徹底的なリファクタリング(コードの整理・改善)を実施。これにより、エンジニアは単純な実装作業から解放され、システムの品質向上に集中できるため、スピードと品質の両立が可能になるといいます。

すでに本ソリューションを導入した企業からは成果が報告されています。案件管理システムの開発を依頼した株式会社美翔は「初週から画面を操作できたことで、理想の操作感を実現できた」と評価。また、株式会社UPBONDは新規事業のプロダクト開発で活用し、開発工数を約7割削減したうえで、開発開始から2ヶ月で4社の導入に繋がったとしています。

引用元:PR TIMES

O!Productニュース編集部

O!Productニュース編集部からのコメント

動くプロトタイプを1週間で提示する仕組みは、従来の仕様書ベースでは解消できなかった認識齟齬も解決できそうです。非エンジニアを含む発注者もプロジェクトに主体的に関われる点も魅力的ですね。

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