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OpenAI「GPT-5」発表まとめ - これだけ押さえればOK!
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OpenAIは2025年8月7日、最新のLLM(大規模言語モデル)「GPT‑5」を発表しました。ChatGPTの無料ユーザーからサブスク利用者まで誰でも利用できるようになり、CEOのサム・アルトマンは今回の進化を「AGI(汎用人工知能)への道のりにおける重要な一歩」と表現しています。
📅 リリース日と提供開始
- 2025年8月7日に正式発表
- ChatGPTの無料プランでも利用可能(有料版はさらに高速・高機能)
- 本日から提供開始
💡 主な進化ポイント
- 推論力アップ:長文や複雑な質問の理解精度が向上
- コーディング性能強化:より複雑なプログラムを提案・修正できる
- 安全性の強化:誤情報や有害回答を減らす新しいフィルタリング
- 長文対応:最大27万トークン(数百ページ相当)の文脈を保持
📦 登場したモデル
モデル名 | 特徴 |
---|---|
GPT-5 | フルスペックの最新モデル |
GPT-5 mini | 高速・軽量・標準利用向け |
GPT-5 nano | 組み込み・スマートデバイス向け |
📊 価格(API)
プラン名 | 入力 | 出力 |
---|---|---|
GPT-5 | $1.250 / 100万トークン | $10.000 / 100万トークン |
GPT-5 mini | $0.250 / 100万トークン | $2.000 / 100万トークン |
GPT-5 nano | $0.050 / 100万トークン | $0.400 / 100万トークン |
🔍 GPT-4 との違い(ざっくり)
観点 | 違い |
---|---|
応答品質 | 答えが早く正確になり、誤情報が減った |
UI | 会話の色やプリセット人格を選べる |
コンテキスト長 | 一度に大量の文章や会話を扱えるようになった |
安全性 | 強化されたセーフガード搭載 |
✨ まとめ
GPT‑5はAGIには達していないものの、サム・アルトマンは「今後もコンピュートと高品質データへの巨額投資を続け、さらなる次元でスケールアップしていく」と述べており 、OpenAIはまだ性能向上の余地があることを強調しています。今回のリリースは一般利用者に高度な推論モデルへのアクセスを提供し、AI利用の裾野を拡大させる重要なステップとなりました。

O!Productニュース編集部からのコメント
すでに試せるようになったGPT-5。モデル選択は不要で、推論モードは自動で切り替え可能になったようです。無料ユーザーでも新モデルを試せるので、まずはChatGPTアプリで気軽に試してみてはいかがでしょうか?