
Voicy、企業採用を「声」で支援する新プラン「声の採用広報 おまかせ」を提供開始
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音声プラットフォーム「Voicy」を運営する株式会社Voicyは、企業の採用課題を「声」で解決する新サービス「VoicyPro 声の採用広報 おまかせプラン」の正式提供を開始しました。
スカウトメールの返信率は年々低下し、求職者は給与だけでなく企業のビジョンや雰囲気を重視する傾向が強まっています。しかし、こうした会社の「空気感」はテキストや動画では伝えきれず、入社後のミスマッチにつながるケースが少なくありません。
今回発表された新サービスは、企画から配信までをVoicyの専門チームが代行し、多忙な採用担当者の負担なく、候補者の心に響く「声の採用広報」を実現することを目指します。
ポイント
- 1採用課題の「雰囲気ギャップ」を「声」で解消
- 2企画から配信まで専門チームが代行する「おまかせ」プラン
- 3採用だけでなく、社内エンゲージメント向上にも貢献
株式会社Voicyは2025年9月11日、法人向け音声配信サービス「VoicyPro」の新プランとして、「声の採用広報 おまかせプラン」を正式に提供開始したと発表しました。このサービスは、採用活動における「母集団形成」「内定辞退」「早期離職」といった課題に対し、「声」という新しいアプローチで解決を図るものです。
背景には、採用市場の変化があります。企業からのアプローチが難しくなる一方、求職者は「会社のビジョンへの共感」や「社内の雰囲気」をより重視するようになっています。同社によれば、こうした定性的な魅力は加工が難しい音声だからこそ正直に伝わり、候補者との深い信頼関係を築くことができるといいます。
Voicyによると、音声コンテンツは平均聴取維持率が約80%と、テキストや動画に比べて非常に高いエンゲージメントを誇ります。候補者が企業の理念や社員の人柄を深く理解することで、入社後の「こんなはずではなかった」というギャップを未然に防ぐ効果が期待されます。また、通勤中などの「ながら聴き」で候補者の日常に自然とリーチできる点も強みです。
本プランでは、企画設計からMCのアサイン、収録、編集までをVoicyの専門チームが一貫してサポートします。そのため、音声配信のノウハウがない企業でも手軽に導入が可能です。すでに先行導入した企業の中には、採用全体の歩留まり率が2倍以上に改善した事例も出ているとのことです。
さらに、声による情報発信は、社外へのアピールだけでなく、社内エンゲージメントの向上や離職防止にも繋がるといいます。同社の調査では、Voicy Pro利用企業の社員の83%が「会社への親しみが増加した」と回答しており、人材定着という面でも効果が期待されています。
引用元:PR TIMES

O!Productニュース編集部からのコメント
採用手法が多様化する中で、テキスト・動画に続いて音声が定着するのか、興味深い動きです。候補者が知りたいリアルな情報と、企業が伝えたいカルチャーや人柄を繋ぐ手段として、声が有効手段になるのか今後の展開に注目ですね。