
ChatSenseがPDF読み込み機能を強化、図表含む要約・翻訳が手軽に可能に
公開日:
法人向け生成AIサービス「ChatSense」が、PDFファイルの読み込み機能を大幅に強化しました。これまで手間がかかっていたPDF内の情報の要約や翻訳が、最新AIモデル「GPT-4o」などを利用して、より手軽に、そして高精度に行えるようになります。
今回のアップデートにより、ビジネスシーンで頻繁に利用されるPDF資料の扱いが、より直感的かつ効率的になることが期待されます。
ポイント
- 1モデル切り替え不要でPDFを直接読み込み可能に
- 2テキストだけでなく画像や図表もAIが認識
- 3ユーザーの「PDFを要約・翻訳したい」という声に応えた機能改善
株式会社ナレッジセンスは7月29日、法人向け生成AIサービス「ChatSense」において、PDFファイルの読み込み機能を強化したと発表しました。これにより、最新AIモデル「GPT-4.1 nano」や「GPT-4o」を使い、チャット画面から直接PDFファイルをアップロードして内容を分析させることが可能になります。
これまでChatSenseでPDFを扱うには、専門的な「コードインタープリター」機能へ切り替える必要があり、初心者には少しハードルがありました。今回のアップデートではその手間がなくなり、誰でも直感的に利用できるようになりました。
新機能の大きな特徴は、PDF内に含まれる画像や図表もAIが認識できるようになった点です。これにより、グラフやイラストを含む報告書や論文でも、ファイル全体の内容をAIが正確に把握した上で、精度の高い要約や翻訳といった作業を行えるようになります。
この機能強化は、「PDFファイルをAIで手軽に要約・翻訳したい」という多くのユーザーからの要望に応える形で実現したものです。ナレッジセンスが提供する「ChatSense」は、入力した情報をAIの学習から保護する高いセキュリティを特徴とし、東証プライム上場企業を含む500社以上で導入されています。
引用元:PR TIMES

O!Productニュース編集部からのコメント
PDFは日常業務でよく使うものなので、読み取りに加えて画像や図表の読解対応もできるのは、実務現場で重宝されそうです。