
SNS広告の勝ちパターンをAIが自動抽出、『エアマケ』に分析・改善提案機能が追加
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Webマーケティングの現場で、時間のかかるSNS広告の分析業務が大幅に効率化されそうです。株式会社ガラパゴスは、同社が提供するAIエージェントプラットフォーム『エアマケ』に、広告の成果をAIが自動で分析する新機能「クリエイティブレポート」を追加したと発表しました。
この機能を使えば、広告の運用結果をアップロードするだけで、AIが勝ちパターンと負けパターンを自動で分析。具体的な改善案まで提案してくれるため、担当者の経験に頼りがちだった分析業務の属人化を防ぎます。
導入企業からは、従来3時間かかっていた分析業務が1時間で完了したとの声も上がっており、広告運用担当者の負担軽減に繋がりそうです。
ポイント
- 1広告の運用結果を入れるだけで、AIが勝ちパターンを自動分析
- 2分析結果に基づき、具体的な改善案までAIが自動で作成
- 33時間かかっていた分析業務が1時間に短縮される効果
AIが分析から改善提案までをワンストップで
株式会社ガラパゴスは2025年7月24日、Webマーケティング特化AIエージェントプラットフォーム『エアマケ』の新機能として「クリエイティブレポート」の提供を開始しました。この機能は、Meta(旧Facebook)やInstagram、TikTokといった主要SNS広告の運用を力強くサポートします。
使い方はシンプルで、広告の運用結果データをアップロードしてクリックするだけ。AIが全てのクリエイティブの成果を判定し、なぜこの広告が良かったのか、なぜ悪かったのかという要因まで具体的に言語化してくれます。これにより、経験の浅い担当者でも、データに基づいた説得力のある分析が可能になります。
動画広告の「離脱ポイント」も分析
新機能の強みは、静止画だけでなく動画広告の分析にも対応している点です。視聴者がどのシーンで動画から離脱したのか、そしてその理由は何だったのかをAIが自動で分析・推定。離脱を防ぐための具体的な改善案まで提示するため、より効果の高い動画広告の制作に繋げられます。
実際に機能を導入した広告代理店の担当者からは、「今まで2〜3時間かけていた改善案の検討が1時間ほどで済むようになった。自分が見落としていた視点もAIが示してくれるので助かる」といった声が寄せられています。
ガラパゴスは今後、競合他社の広告分析や、AIによるクリエイティブの自動生成機能との連携も予定しており、分析から制作までのサイクルを完全自動化することを目指すとしています。なお、この新機能は既存の『エアマケ』ユーザーであれば追加料金なしで利用でき、新規の方向けには1ヶ月の無料トライアルが用意されています。
引用元:PR TIMES

O!Productニュース編集部からのコメント
SNS広告は量もスピードも求められる分野なので、分析に時間をかけられない現場も多いはずです。このような機能は、制作チームと運用チームの連携効率を高める鍵にもなりそうですね。